「中古自動車の査定基準」には、内装における汚れや臭い以外にも、傷やペットの毛、シール跡、ヤニの付着などがチェック項目として設けられています。
これがなぜ車内のクリーニングが重要なのかを説明します。
「修理扱い」とされる場合、販売前にクリーニングが必要とされるためです。
この場合、10点減点がされます。
内装に関する項目は非常に細かく設定されているため、減点箇所が多ければ査定額が低くなる一方、きれいな状態を保っている場合には特別加点が付けられることもあります。
どうしようもない汚れなどはある程度諦めなければならないこともありますが、できる限りきれいな状態で査定に臨むことが大切です。
ただし、業者にクリーニングを依頼してかかる費用が査定額を上回る可能性もあるため、その点には留意してください。
以下、具体的な汚れやその減点数の例をいくつか紹介します。